「い…息が…。」
直樹に覆(おお)い被さるように倒れたので、肺が圧迫される。
「もぅ…ダメ。」
動かなくなる彩華。
こうして人類は滅んだ。
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「こういうことに〜っ!!」
「な、何!?いきなりどうしたの!??」
「信じてたのに〜!!」
彩華は教室を飛び出していった。
「信じてたって…俺、彩華さんに男が好きと思われてたのか…?」
………………………。
……………。
……。
【学食】
休憩終了が近づき、生徒達が自分の教室へ帰っていく。
そんな中、休憩中にも関わらず、ラーメンを食べる彩華がいた。
「おばちゃん、替え玉!」
「いいけど…大丈夫かい?」
「まだ5玉目だよ?」
お菓子を主食としていた彩華はいつの間にか食べる量も変わっていた。
しかも、彩華が注文したラーメンはエリーゼ盛りだ。
「いや、そうじゃなくてね…。」
