牛乳と猫スーツ。




彩華達を追いかけ回していた円柱が止まる。






「これで形勢逆転、お前の負けだ。」





「それはどうかな。」




沙織がクスッと笑いながら左手でケータイのボタンを押す。それと同時に地面から鉄板が出てきて、直樹と黒優華が後ろに倒れる。







「一部の防御鉄板は私のケータイからでも操作できるようにしてあるんだよ。」




沙織は大きく後退すると、ケータイを操作する。いくつもの鉄板が半径8メートルの円を描くように現れ、沙織を守るように取り囲む。





今までの鉄板より大きく、恐らく3メートルくらいあり、直樹達からは沙織の姿が見えない。どう攻めるか4人が考えていると、空から矢が降ってくる。







「ど、ど、どうするデス!?」





ファ○ネルで迎撃するが、矢が多くて数機が破壊される。






「優華さん、あの鉄板斬れないの?」





「バカか直樹。あの鉄板、特殊合金だぞ?この刀じゃ無理だ!」





背中合わせになりながら迎撃する直樹と黒優華が話す。







「階段でもあればいいのにね〜。」




「ここにもバカが一匹いるし……。」





彩華の言葉に溜め息を吐く黒優華だったが、ふとエリーゼが視界に入る。