「私も忘れないでよね!」
涙を拭いて、直樹の隣に立つ彩華。
「勝とう、彩華さん!」
「うん!」
4人は沙織に向かって走り出す。
【生徒会室】
「次狼、形勢逆転だと思う?」
「エリーゼの力量は俺は知らない。だが直樹と優華が加わったのは大きい、あの2人は蓮と菫が手塩にかけてるからな。後は彩華が自分なりの戦闘スタイルに戻れば、この戦い…おもしろくなる。」
【グラウンド・側面】
「これ…どうなるの?」
「わかんねぇよ…。」
困惑する真里香と悠斗。そんな2人の後ろで蓮は嬉しそうに見ていた。
「蓮。」
「菫か、直樹達の同伴ご苦労様。」
仕事から戻った菫が蓮の隣に立つ。
「この戦い、色々な意味で楽しみだな。」
「ああ。」
彩華の才能、沙織の決意、直樹達の成長、生徒会メンバーにとっては、これほど楽しみなことはない。
「(さあ、2週間でどれだけ強くなったか見せて見ろ、直樹。)」
【グラウンド・中央】
沙織は弓を横に構えて矢を4本同時に放っていく。
