「なるほど、保健室プレイがしたいのか。許可するが私も混ぜろ。」





「違いますよ!!許可しないでください!後、混ざろうとするな!」




目の前にいる保健室の主にツッコミを入れる直樹。






「なんだ違うのか……。ああ、コンドームか。男用か?女用か?どっちだ?」




ガサガサとデスクの引き出しを漁る。






「それも違う!!そしてお前らは顔を赤くするな!」




もう一度かなめにツッコミを入れて、隣で顔を赤くしていた悠斗と真里香にもツッコミを入れる。




「これも違うのか…。ああ、妊娠検査薬か?在庫あったかな〜?」




デスクの隣にある棚を探す。






「違ぁぁぁ〜う!!なんでそっち方面に話が進むんだ!彩華さんが倒れたから見てほしいだけです!」




「なんだそんなことか…つまらん。そこに寝かせろ。」




かなめが指差したベッドに彩華を寝かせて、コートを脱がせた。かなめは煙草を消して、彩華を診察する。





「ん?まだこのサイズつけてるのか…。」




溜め息を吐いたかなめは呆れた表情をしていた。





「何か運動したか?」





「え…はい。グラウンドを50周以上。」