牛乳と猫スーツ。




「アニキ、もう逃げないとヤベェ!」




運転席いる男が叫ぶ。






「わかってる!よし、お前を連れて行く。」




リーダー格の男が直樹に手を伸ばし、掴もうとした瞬間、その男の手首を掴み、直樹は一本背負いで男を地面に叩きつける。





まさか温室育ちのお嬢様が一本背負いをするなんて思わなかった他の3人はあっけにとられる。





「今だ!!」



チャンスとばかりに合図する直樹。






控えていた忍が女の子を捕まえていた男に蹴りを入れて救出する。





「このガキ!」





「死ね!」





後の2人が拳銃を構えて忍に向ける。





直樹はスカートの中に手を入れて、ホルスターから銃(デザートイーグル)を抜き、2発撃つ。





それは男達の銃に当たり、手から吹き飛ぶ。


そして女の子を逃がした忍が2人の男の九尾に拳を打ち込み、男達は倒れた。






「ナメたことしてくれるじゃねぇか。」




ゴツッと直樹の後頭部に拳銃が押し付けられた。リーダー格の男がいつの間にか立ち上がっていた。






「テメェは薬漬けにしてムチャクチャしてから外国に売ってやるよ!」




男が後ろからムギュッと力一杯、直樹の胸を掴む。


しかしそれはパッド大量入れブラジャーなので痛くはない。