「それとも頭をフッ飛ばされたいか?」
「わかった、今日は帰るとするわ。」
落ちていた鞘に刀を収める。
「それじゃあまたね、次狼♪」
そう言って、円は屋上から飛び降りた。
「できれば会いたくないもんだな。」
ショットガンを制服の上着に直す。
「まったく…。後先考えずに行動して。無茶しやかって…。」
ポケットから救急セットを取り出して、気を失っている菫を手当てをする。
「麗花に礼を言っておいてくれ。」
次狼が言うと、セントリー女子学園の制服を着て、ゴーグルとインカムをつけた女の子が、どこからともなく現れて、頷いてから消えた。
………………………。
……………。
……。
【デパート入口付近】
ダンッ!!と片足だけで着地し、普通に歩き始める円。
円が歩く先に、黒のリムジンが止まる。
ゴツい体でスキンヘッドのサングラスに黒スーツを着た男が後部座席のドアを開ける。
すると、そこから円に似た女の子が降りてきた。
肩の位置まで伸びた白髪、円と同じ黒のロングコートをきちんと前を閉めて着ていた。
