牛乳と猫スーツ。




「思った通り、おいしいわね〜。でもやっぱり蓮の血が一番おいしいわ。ああ…思い出しただけでゾクゾクする。」




自分の体を抱きしめながら言う円。






菫の脳裏に、昔、円が蓮を突き刺した時の映像がよぎる。





ブチッ…。




菫の中で何かが切れた。





「キサマァァァァーー!!!」




刀を大きく振りかぶりながら、菫は円に向かって突進し、当たれば体を両断できるほどの力を込めて、刀を振り下ろす。






「単純。」




笑いながら軽く長刀を振るう。




キィーンと大きな音を立ててながら、黒龍が円の後ろに落ちた。





「ぐっ…あ…。」




左手で菫の首を掴み、そのまま持ち上げる。





「空は好き?」




そんなことを言いながら、まるで小石を空に向かって投げるように菫を投げた。




円はジャンプして、長刀を鞭のように扱い、菫の体を斬りつけ、腹に踵落としを入れる。





腹に踵落としを受けて、少し血を吐きながら、菫は落ちた。





「ぐはっ……う…。」




痛みをこらえながら、菫は刀が落ちている場所へ走ろうとする。





黒龍を拾おうとしたとき、左手首にワイヤーが巻きつく。




刀を拾うこともできずに、菫は後ろに引きずられる。





そのまま右手首にもワイヤーを巻かれる。




両手首を左手で押さえつけて、円は菫に馬乗りになる。