エリーゼから借りた箱をパカッと開けると、手鏡が入っていた。
ヒラリと紙切れが落ちたので拾ってみると、そこにはアイテムの説明が書かれていた。
【名称:フエール・ミラー。物を探したり、広い場所で人を見つけたいときに便利です。使い方は簡単、あなたの顔を鏡に映すだけ!1分なら2倍、10分なら20倍。】
「すごいなぁ〜。とりあえず5分くらいでいいかな?」
彩華はジッと鏡を見つめ始めた。
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直樹と優華は2階にあるベンチに座っていた。
2人の膝の上には、目の前にある店《王だこ》で買った、たこ焼きが置かれていた。
ビッグたこ焼き!タコもはみ出るデカさ!がキャッチフレーズの店である。
当然2人のたこ焼きも、卵Lサイズくらいの大きさで、そこからニュルリとタコがはみ出ている。
値段は8個入りで380円。商売になっているのかは不明、社長がタコという噂も…。
直樹はソース、優華は醤油を買った。
王だこは爪楊枝ではなく、割り箸が付いてくる。無論、爪楊枝では食べづらいからである。
ちなみにマイ箸を持ってくるとスタンプを押してもらえて、8回でたこ焼き(8個入り)と交換できる。
つまり自分の箸1回=たこ焼き1個。
