あまり有名ではないが、直樹はジャージに限らず、ここの製品を気に入っている。
「中に入りましょう。」
優華の後に続いて店に入る。いらっしゃいませと女性店員に言われ、直樹は軽く頭を下げる。
「色は決めました?」
「やっぱり黒にしようかなって思ってるんだけど。」
「白はどうです?」
白いジャージを取り、直樹にあわせてみる。
「似合ってると思いますよ。着てみませんか?」
「それじゃあ、着てみようかな。」
優華から受け取った白いジャージを持って更衣室に入る。
服を脱いでジャージを着て、中にある鏡で見てみる。
「白とか初めてかも…。」
自分でも悪くないと思う直樹。
「どうですか?」
外から優華の声が聞こえたので、カーテンを開ける。
「こんな感じなんだけど…。」
「いいじゃないですか!似合ってます!」
「うん、これにするよ。」
そのジャージを買って、2人は店を出た。
「そろそろお昼ですね、何か食べに行きませんか?」
「そうだね、そうしよう。」
………………………。
……………。
……。
【デパート正面出入り口】
「着いたぁ…。」
肩で息をしながら彩華が立っていた。
息を整えてデパートに入る。
「いつ見ても広いなぁ〜。」
キョロキョロと周りを見ながら呟く。
「それじゃあ早速、エリちゃんに借りたアイテムを使おう!!」
