牛乳と猫スーツ。




「すげぇ部だな…。それにしても、よく知ってるね優華さん。」





「前に兄さんと書類整理してるときに、部長が来られたんです。その後、兄さんに色々聞いたんです。」





「とりあえず時代劇部は置いといて、俺は別にやってもいいけど。」




チラッと優華を見る。





「私も構いませんよ。」




ニコッと微笑みながら言った。





「ありがとう、2人とも!早速、体育館に行こう、用意はできてるから。」




………………………。




……………。




……。






「という訳なんだ、彩華さん。」




「へぇ〜。」




何度か頷きながら、彩華は納得した。






「姉さん、もうすぐ終わるから待っててくれる?」




「わかった〜。」




とりあえず撮影を再開する。劇が終えて、亮司がOKを出したので、撮影は終了した。






「私、お昼食べに誘う以外に何か言おうと思ってたんだけど忘れちゃった。」




3人で学食へ向かって歩いているときに、彩華が呟く。





「そのうち思い出すんじゃない?」




「そだね〜。」




しかし、彩華がその日に思い出す事はできなかった。




………………………。




……………。




……。






気がつくと、直樹はどこかの平原にいた。




「どこだここは?」




見渡しても雲一つ無い青い空、どこまでも続く野原。






「直樹く〜ん。」