牛乳と猫スーツ。




直樹は体を縄でグルグル巻きにされて、仰向けに寝かされていた。





「すみません、直樹さん。本来は私がやるべきなんですが、審判をしないといけないので。」




優華が頭を下げる。






「今年着なかったからな、ちょっと水着が小さい…。」





「姉貴、それ遠回しの嫌味?」




髪型はそのままで、蓮と彩華が学園の水着を着てテントから出てきた。






「こんなもの必要ないでしょ?やっぱり男の体の方がいい…。」




「私もそのくらい成長するはずなんだけどな…。」




彩華がペタペタと胸を軽く触りながら呟く。






「それでは始めましょう。」




優華がズルズルと直樹を引きずっていく。






「ターゲットを落とした1分後にスタートです。」




「は?」




優華の言葉に直樹の頭から?マークが大量に出てくる。






「ちょっと優華さん?今落とすって言った!?」



「それでは落としま〜す。」




直樹を転がして、湖に落とす。







「うおおぉぉ…ゴボゴボゴボゴ……。」




透き通った水の中に沈んでいき、段々と見えにくくなっていく。