「師匠直伝・踵落とし!」
飛び上がり回転し、その回転力と重力をのせた踵落としがゾンビの頭に当たる。
「お前達、伏せろ!!」
急に後ろから声がして、反射的に直樹達が伏せる。
ドドドドドドドドッ!
銃弾は全てゾンビの頭に当たり、屋上にいるゾンビを一掃する。
「次狼さん!」
「2人とも無事でなによりだ。ん?なんで悠斗がここにいる?」
直樹は次狼に悠斗がここにいることの説明をした。
「なるほど。なら幽霊騒ぎは何だったんだ?悠斗が犯人じゃないとすると…。」
次狼が腕組みしながら考える。
「次狼さん、姉貴は?」
「ああ、それがな…。脱出ルートを確保したら、目を離した隙にどっか行ってしまってな。」
ガタンッと急に後ろで音がする。
銀色の長髪の女子生徒がそこにいた。
「うおおぉぉぉ…。」
いつもの蓮からは想像できないくらいの低い声だった。
「まさか会長がゾンビに!?」
「あのバカ、本当に試したのか!?」
次狼が銃を構えて撃つが、蓮は異常なまでの速さでかわし、一瞬で直樹の背後に移動する。
蓮が後ろから直樹に抱き付き、大きく口を開けて…。
