【3時間前・直樹と悠斗の部屋】
夜にやっていたUFOの特別番組を、悠斗がテレビから1㎝離れて見ていた。
「スゲェ〜!俺も宇宙人と交信してぇ〜!!」
「してきたら?」
直樹がゴロゴロして雑誌を見ながら、興味なさげに言った。
「よし!ちょっと行ってくるぜ!」
「うぃ〜〜。」
………………………。
……………。
……。
「あ〜、あったねそんなことが。」
やっと思い出した直樹。
「それより…なんてプレイしてんだよ……。」
悠斗が彩華の首輪を指差しながら言った。
「散歩プレイか?最後はどこかに放置するのか?」
「違う、放置もしないよ。」
「ありゃ、そうなの?」
悠斗が言い終えたときだった、悠斗の後ろ、直樹達が入ってきたとは逆の屋上の出入り口から、ドンドンと扉を叩く音がした。
「誰だろ?会長達かな?」
激しく扉を叩く音が急に止まり、静かになる。
ドーンッと大きい音と共に扉が開き、ゾンビが出てくる。
「うおお!?なんだありゃ!??」
「マジでいたよ!」
直樹が銃を構えて撃つ。
弾が心臓の位置に当たる。数歩後ずさるが、また歩き始める。
「やっぱり頭か…。」
狙いを定めて撃つ。
頭に弾が当たり、ゾンビが倒れる。
「うおおぉぉりゃぁぁ〜〜!!」
悠斗が勢いをつけて、弾丸のような鋭い蹴りをゾンビの腹に当てる。
そのゾンビが吹き飛び、数匹のゾンビを巻き込み屋上から落ちた。
「反則だな…あのパワー。」
