牛乳と猫スーツ。




「あのな…。」




振り返らずに右手で懐から出した銃を蓮の額に向ける。




ドンッ!!






発砲と同時に蓮が首を横に倒して、後ろにいたゾンビの頭に弾が当たる。




「お前の軽いノリに付き合わされる俺の身にもなってくれ。」




次狼が振り返り、大きな溜め息を吐く。






「長い付き合いだし、いいじゃん。」




笑顔で次狼に銃を向ける。





ドンッ!




ひらりと移動すると同時に次狼に飛びかかろうとしたゾンビが吹き飛ぶ。




「とりあえず脱出ルートの確保、それが終われば好きにしていい。」




「さっすが次狼〜!話がわかるね!」





「はあ…。雪か菫と交代すればよかった……。」



………………………。




……………。




……。










【3階・廊下】




直樹は気が付いた彩華と愛梨と共に、廊下を歩いていた。




「ところで瀬藤さんは、何してたんですか?」




「最近何か嫌な感じがするから調査してたの。」




「(教師が見た幽霊と何か関係があるのかな?)」




考えながら2階へと続く階段を下りようとしたとき…。






「直樹くん、何か聞こえない?」




「え?」




『……〜…〜〜…。』




「ホントだ…。屋上からだ!」




3人は階段を上り、屋上に出るドアの前で止まる。






カチャッと銃の安全装置を外し、弾を確認する。