「どうしたの?じっと見て……。まさか!?彼女だけでなく私まで攻める気!!?」
愛梨が2、3歩後退る。
「違う!あと、彼女じゃない!!」
「そ、そうよね。ごめんなさい。」
「わかってくれればいいんです。」
「首輪してるんだから、ペットよね!」
「………………。」
何を言っても無駄だと思い、スルーをすることに決めた。
「あれ?今なんか聞こえたような…。」
どこからか人の声が聞こえた気がしたので、周りを確認する。
「たぶん1階ね。今日は50年に一度のゾンビ祭りよ!」
「は?」
ドンッ!
「銃声!?」
【1階・廊下中央】
蓮と次狼が背中合わせの状態でゾンビを迎撃していた。
「やっぱり噛まれると仲間になるのかな?」
「知らん。興味があるなら噛まれろ…と言いたいところだが、ただでさえ面倒な相手なのに、お前がコイツらみたいになったら手に負えんから止めてくれ。」
迫り来る数匹のゾンビの頭に確実に銃弾を撃ち込む。
「つまんないな〜。もっと軽いノリでいこうよ〜。」
蓮が撃つのを中断して、腕組みをして次狼を見ながら、やれやれといった顔をする。
