直樹「あれ会長だよね?」



欲望の直樹「いや、あれはメロンだよ。」




知的な直樹「形の良い、素晴らしいメロンですね。」




紳士な直樹「とりあえず手を離したまえ。」




悪魔な直樹「とりあえず両手で品質調査だ。」




直樹「品質調査は大事だよね。」




結果、とりあえず両手で品質調査をする事にした。







ムニュムニュ。





「(うん、国産だ。間違いなく国産だ。)」




心の中で呟いている間にも、脳内会議は続いていた。







直樹「だから会長だろ?」



欲望の直樹「お前自分で国産って言ったろ?だったらメロンじゃねぇか。」




知的な直樹「ええ、品質トップクラスのメロンですよ。」




紳士な直樹「とりあえず離れたまえ。」




悪魔な直樹「おいおい、俺達はプロじゃないんだ、触っただけで品質なんてわからね〜よ。」





知的な直樹「ならどうやって調べるんですか?私にわかるように説明していただきたい。」




悪魔な直樹「バカかお前?触ってわからね〜なら、食べるしかね〜だろ。」





欲望の直樹「ナイスアイディ〜ア!」




直樹「それじゃあ、食べるか!」





結果、食べてみることした。








「んなわけあるかぁ〜!!」




バッと飛び起きる直樹。とりあえず、この部屋にあるすべての布団を蓮にかぶせる。





「危なかった…。いつの間に帰ってきたんだろ?ん?そう言えば会長の寝てるとこ見るの初めてだな。」