牛乳と猫スーツ。




フ○ンネルに包囲されている状態で、氷はこにこと笑顔を浮かべている。




「やっちゃいなサ〜イ、ファ○ネル!!」




エリーゼの声に反応して、氷を包囲しているファ○ネルが一斉に攻撃をしかける。





ファ○ネルが攻撃しようとした瞬間、天井からガトリング砲特有の銃声が鳴り、フ○ンネルをすべて撃墜する。






「What!!?」




エリーゼが驚き天井を見ると、4ヶ所からガトリング砲(M134)が出ていた。






「残念でしたね〜。」




氷がリモコンを操作すると、ガトリング砲が天井に戻り、次に天井が開く。






ズドンッと何かすごく大きい物が降ってきた。



蜘蛛のような形、中心のボディにはいくつもの武器が装備された鋼鉄のロボットだった。かなり巨大で、半身はまだ天井に隠れている。







「すごいでしょ〜?名前はジェノサイドって言うの。でも置き場所がなくてね、ここに隠してるの〜。」




ロボットの頭の部分を撫でながら氷が話す。ロボットなので表情はわからないが、ジェノサイドが嬉しそうに見えた。







「あんな物を天井に隠してたのか…。通りでガトリング砲がいつでも出てくるわけだ。」





「私は天井が開く事に驚きました…。」




苦笑しながら直樹と優華が話す。