『敵が来た、魔の森からだ。』
『こちらも確認した。やはり森から来たな。』
次狼の低い声が聞こえ、次に蓮の声がインカムから聞こえる。
『最初は小隊を送り込んでくるだろう、直樹、彩華、優華、しっかりな。』
「「「はい!!!」」」
蓮の言葉に3人同時に返事をする。
やる気が出てきたとこで、直樹は不意に肌寒さを感じた。
グラウンドの方を見ると、あるはずの窓が無かった。
「なんで窓が無いの!?」
『どうせ閉めてもカードで入ってくるんだから同じだろ?』
「同じじゃないですよ、会長!ドア前で応戦すればいいじゃないですか!!」
『いいんだよ、これで。そろそろ敵が来るぞ〜。』
蓮が言い終わってすぐに、奥の方から敵が入ってきた。
黒いレザースーツを着て、何種類もの武器を装備し、暗視ゴーグルをつけた、恐らくセントリーの女の子達。
直樹達に向かって、数人が援護射撃をし、残りが走ってくる。
「危ねっ!」
暗くて弾が見えにくい。更に敵は正確に狙ってくる。
彩華が無駄にマト◯ックスのように弾を避けいるのを横目に、直樹は必死に避けながら銃を撃つが当たらない。
いつの間にか、数人が近づいていて、一斉に発砲する。
