「あっ……。」




気付いたときには、一本取っており、村瀬は気を失っていた。







「ついやっちゃったよ…。どうしよう?」





「…ほっといていいんじゃないか。仕事内容に入ってないし、報告だけしとけば。」





「それじゃ、戻るか。変に時間かかっちまったし。」




村瀬を放置して、悪の秘密結社のアジト(学園の最寄り駅近くのビルの三階)に戻った。




制服を返して、幹部のおじさんに村瀬の事を伝える3人。








「そうか、倒してくれたか!最近現れて我々の仕事を邪魔するので困っていたのだよ。仲間を増やされる前に対処しなければならないと思っていたのだ。」




やっぱり増えるんだ。恐らく、後4人ほどキザな人が増えるだろう。







「一年前くらいに君たちと同じ学園の生徒がバイトに来てね。そのときは5人集まったレンジャーを倒してくれたよ。」




恐らく蓮だろう。






給料をもらい、帰り道を歩いていると、拓也が話しだす。






「…今更だけど、あの秘密結社はほっといていいのかな?」





「ホントに悪い事してたら、すでに会長が潰しているだろうし。」





「そんなことより、腹減った〜。飯食って行こうぜ!拓也はこの辺詳しいだろ?うまいとこ教えてくれよ!」





その後、拓也オススメのラーメン屋に行った。