「危なかった…。」




「直樹!!」



鬼の形相で立つ蓮がいた。







「ちょっと待ってください!何で怒るんですか!?会長もメールしてるでしょ?」





「してるさ。だが返ってくるのは絵文字もデコメないメールだ!!」





蓮が近くにあるクレジットカードでも買える特殊な自販機のカードリーダーにSSCを読み込ませる。





ビーッと音が鳴り、缶ジュースの見本がすべて回転して、代わりに銃の見本が出てくる。






ピッと押して出てきたのはマシンガン(CQBーR)だった。






「あはは…。偽物ッスよね?」





「弾が当たればわかるんじゃね?」




蓮が銃を構えて撃つ。






「うわぁぁぁぁぁああ!?」




なんとか避けて、食堂に戻る。






「伏せろ〜!!」





「「「「「「あらほらさっさ〜!」」」」」」」




直樹も一緒に伏せて難を逃れる。







「チッ。弾切れか…。」




弾切れで安全だと思い、もう止めましょうと言おうと直樹が立ち上がると。






「おばちゃん、弾!!」




千円をおばちゃんに渡す。





「あいよ!弾お待ち〜!」



マガジンが3つ出てくる。






「えぇぇっ!?弾安っ!」