「マ、マジ?」
引きつった表情をする遥。
「マジです。しかも、スリーサイズまで完璧に一緒で、ちゃんとパンツの中も再現されてます。」
「すごいわ―――って、パンツの中を見たの!?」
「そりゃ見ますよ。見ないと作った人に悪いですし。」
何を言ってるのというような表情をしながら答える美樹。
「沙羅ちゃんもダメか〜。私達だけでやろうか、はるっち。」
「そうね、時間がもったいないわ。」
2人は部屋から出て行った。
新商品《沙羅ドール》。名工、高杉知佳が作り上げた至高の作品。スリーサイズから秘密の場所まで完璧に再現。お値段657800円(税込み、送料別)。今なら本人のボイスCDがついてくる。お求めは高杉知佳のケータイまで。(この商品は受注後の作成となりますので、お届けまで数ヶ月かかることがございます。ご理解ください。)
…………………。
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【次の日】
水脈の工事が終わり、いつものグラウンドに戻っていた。
運動部は少し練習した後、自分達のクラスが出す出店の作成に向かった。
グラウンドが空いたので、彩華達は合同祭に向けての練習を始めていた。
「龍堂〜!ファイ!!」
『オオオ〜!!』
準備運動から始まり、各種目をやってみて、誰が出るかを決めていく。
