「あぁぁん?テメェ、世の中ナメてんのか?金の返し方なんていくらでもあるんだぜ?」
ネクタイを緩めながら沙羅に近づく。
「な、なんだよ!近付くんじゃねぇ〜よ!!」
「体で払ってもらおうか。」
ニヤリと笑う直樹。
「いやぁぁぁぁぁ〜!!?」
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「(昨日見たドラマがこんな感じだったな。)」
ドラマを思い出しながら、直樹はテレビ画面を見ていた。
「ん?また子供ができたな。2人目だ。」
蓮に子供が産まれ、みんなからお金をもらっていた。
*****直樹妄想中*****
「寝た?」
ベッドで横になっている直樹が言う。
「ああ、ミルク飲んだらすぐに寝たよ。」
直樹と一緒のベッドに横になる蓮。
「やっぱり、子供はいいな。」
「それじゃ、もう1人…。」
直樹が蓮を抱きしめる。
「えっ?ちょっと、直樹!?あの子が起きてしまう!」
「蓮が声出さなきゃいいだけだろう?」
「あっ…。な、直樹ぃ〜!!」
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