あした

―――さっきまで、散々私のこといじめてたくせに。

ヤッテランナイ

そんな気持ちがこみ上げて、

ガガッ

思わず椅子を引いてしまった。

「璃沙?」

那緒の言葉なんて無視して、教室を出ようとする。

「ちょっと璃沙、アンタね…」

「何?」

「おい那緒、やめろ」

天宮は、私たちを止める。

「だってアイツ…」

「那緒」

天宮は、那緒を強く睨みつける。
そんな天宮にぞっこんの那緒。そのすきに、教室を出た。

「あっおい!待てよ」

呼び止める声が聞こえるけど、
関係ない。