雅紀と付き合い始めたばかりの頃。
なぜかボーリングにはまって二人でスコアーを競っていた。
「長い間やってないからやばいかも」
22.5CM、小さな足をバカにされながら靴を履き替えた。
「じゃあ、最下位はジュースね」
そんな雅紀の声にゲームがスタート。
一番西田君、二番雅紀、三番が私の順。
あまり得意じゃないんですよ、そう言いながらコンスタントに9を続ける西田君に対してガータ続きの雅紀はへこみ気味。
「じゃあ、ラスト行くよ!」
投げた球はごろごろと鈍いながらもいいコース。
そのままゆっくりとすべてのピンが倒れた。
「やった!!」
振り返って2人とハイタッチ♪
結局雅紀の完敗だった。
「ジュース何がいい、 瀬名はお茶?」
「俺はコーラ」
「私は100%のオレンジジュース」
「めずらしいねお茶以外飲むの」
「そうかもね、でもオレンジの気分」
ボーリング場を出ると激しい雨が降っていた。
駐車場までみんなでダッシュする。
「一瞬だったのに結構濡れたな、瀬名平気?」
「うん、なんかこういうのって楽しいね」
「俺もわかる気がします」
そう言ってハンカチで濡れた髪を拭く西田君と私を呆れ顔で見ていた。
なぜかボーリングにはまって二人でスコアーを競っていた。
「長い間やってないからやばいかも」
22.5CM、小さな足をバカにされながら靴を履き替えた。
「じゃあ、最下位はジュースね」
そんな雅紀の声にゲームがスタート。
一番西田君、二番雅紀、三番が私の順。
あまり得意じゃないんですよ、そう言いながらコンスタントに9を続ける西田君に対してガータ続きの雅紀はへこみ気味。
「じゃあ、ラスト行くよ!」
投げた球はごろごろと鈍いながらもいいコース。
そのままゆっくりとすべてのピンが倒れた。
「やった!!」
振り返って2人とハイタッチ♪
結局雅紀の完敗だった。
「ジュース何がいい、 瀬名はお茶?」
「俺はコーラ」
「私は100%のオレンジジュース」
「めずらしいねお茶以外飲むの」
「そうかもね、でもオレンジの気分」
ボーリング場を出ると激しい雨が降っていた。
駐車場までみんなでダッシュする。
「一瞬だったのに結構濡れたな、瀬名平気?」
「うん、なんかこういうのって楽しいね」
「俺もわかる気がします」
そう言ってハンカチで濡れた髪を拭く西田君と私を呆れ顔で見ていた。
