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朝陽と一緒に死ぬ約束をした。
その日まで刻一刻と近付いている。
「秋、明日の夜ドライブに連れていってくれない?」
『急にどうしたんだ?』
「急にデートっぽい事がしたくなったの。駄目?」
『いいよ、明日が楽しみだ』
秋にピタッと擦り寄ると優しい手付きで頭を撫でてくれた。
この大好きな手をずっと感じていたい。
『美咲』
「んー?」
『あれから本当に何も変わった事はないんだな?』
「心配性なんだから。本当に何もないよ。また朝陽が接触してきたら一番に秋に助けを求めるから」
秋の顔を見上げ笑って見せると、ゆっくりと顔が近付いてきた。
触れ合うおでこから熱が徐々に広がっていく。
『絶対に守るよ』
「うん」
こんなに心配してくれる秋に、何も話していない事に後ろめたさを感じた。
私も貴方を守りたい。
もうすぐで終わるから――。
こんな私の傍に居てくれて本当にありがとう。
それから、ごめんね――。
朝陽と一緒に死ぬ約束をした。
その日まで刻一刻と近付いている。
「秋、明日の夜ドライブに連れていってくれない?」
『急にどうしたんだ?』
「急にデートっぽい事がしたくなったの。駄目?」
『いいよ、明日が楽しみだ』
秋にピタッと擦り寄ると優しい手付きで頭を撫でてくれた。
この大好きな手をずっと感じていたい。
『美咲』
「んー?」
『あれから本当に何も変わった事はないんだな?』
「心配性なんだから。本当に何もないよ。また朝陽が接触してきたら一番に秋に助けを求めるから」
秋の顔を見上げ笑って見せると、ゆっくりと顔が近付いてきた。
触れ合うおでこから熱が徐々に広がっていく。
『絶対に守るよ』
「うん」
こんなに心配してくれる秋に、何も話していない事に後ろめたさを感じた。
私も貴方を守りたい。
もうすぐで終わるから――。
こんな私の傍に居てくれて本当にありがとう。
それから、ごめんね――。


