メール室に入ると、数人の男女が忙しなく動き回っていた。
「すみません、秘書室の大野です。荷物が届いてるとご連絡を頂いたんですが――」
『わざわざ取りに来て頂いて申し訳ないです。本来ならお届けにあがるんですがちょっと今日は人手が足りないもので』
「いいえ、お気になさらないで下さい」
メール室の年配の男性から両手ほどのこじんまりした段ボールを受け取り秘書室へと戻った。
送り主の所には見たことも聞いた事もない社名が書かれており、中身は備品と記載されている。
段ボールを開封すると、中にはプリペイド携帯が一機入っていた。
携帯を手に取ると、その下に小さな手紙が入れられていた。
メモ用紙とかではなくちゃんとした封筒に入れられていた。
こんな状況でもこんなところにまで気を遣うのはきっと性格ね。
私は呆れながらも封筒を開け、中のカードを取り出した。
「すみません、秘書室の大野です。荷物が届いてるとご連絡を頂いたんですが――」
『わざわざ取りに来て頂いて申し訳ないです。本来ならお届けにあがるんですがちょっと今日は人手が足りないもので』
「いいえ、お気になさらないで下さい」
メール室の年配の男性から両手ほどのこじんまりした段ボールを受け取り秘書室へと戻った。
送り主の所には見たことも聞いた事もない社名が書かれており、中身は備品と記載されている。
段ボールを開封すると、中にはプリペイド携帯が一機入っていた。
携帯を手に取ると、その下に小さな手紙が入れられていた。
メモ用紙とかではなくちゃんとした封筒に入れられていた。
こんな状況でもこんなところにまで気を遣うのはきっと性格ね。
私は呆れながらも封筒を開け、中のカードを取り出した。


