「翔太君は涼子さんと面識はあったの?」
『一度だけ飲み会で顔を合わせた程度だよ。朝陽も参加してて、二人はそこで知り合ったんだ』
私と付き合ってたのに飲み会に行ってたんだ。
もしかして私の方が浮気相手だったんじゃないの?
と言うか、これで完全に朝陽はストーカーじゃなくなった気がする。
いっそのこと朝陽がストーカーだった方が安心できたかもしれないのに。
『朝陽は美咲ちゃんの事大好きだったよ――たぶん今でも。でも美咲ちゃんとは仕事の休みが中々合わないとかで寂しかったみたいだよ』
「私の事が好きだったのに浮気してたの?ごめん、私にはそういうのよく分かんない」
クラッカーの上にカマンベールチーズをのせ、一口かじったら頭の中に知らない男性の声が響いた。
“美咲、別れよう”
その声は今にも泣いてしまいそうな程弱く震えていた。
「――だ、れ」
『美咲ちゃん?』
私の中に存在する貴方は誰なの――ちゃんと顔を見せてくれなきゃ――思い出しようがないじゃない――――。
『一度だけ飲み会で顔を合わせた程度だよ。朝陽も参加してて、二人はそこで知り合ったんだ』
私と付き合ってたのに飲み会に行ってたんだ。
もしかして私の方が浮気相手だったんじゃないの?
と言うか、これで完全に朝陽はストーカーじゃなくなった気がする。
いっそのこと朝陽がストーカーだった方が安心できたかもしれないのに。
『朝陽は美咲ちゃんの事大好きだったよ――たぶん今でも。でも美咲ちゃんとは仕事の休みが中々合わないとかで寂しかったみたいだよ』
「私の事が好きだったのに浮気してたの?ごめん、私にはそういうのよく分かんない」
クラッカーの上にカマンベールチーズをのせ、一口かじったら頭の中に知らない男性の声が響いた。
“美咲、別れよう”
その声は今にも泣いてしまいそうな程弱く震えていた。
「――だ、れ」
『美咲ちゃん?』
私の中に存在する貴方は誰なの――ちゃんと顔を見せてくれなきゃ――思い出しようがないじゃない――――。


