愛を餌に罪は育つ

注文して届いたピザを片手に、私は一人PCの画面とにらめっこしている。


色々ありすぎて日記の存在をすっかり忘れていた。


読み途中だった日記は本当に何の面白みもない内容で、自然と欠伸が漏れてしまう。


――――何、これ。


そこには目を疑う内容が書かれていた。



やっぱり時々朝陽の様子がおかしい様な気がする。朝陽に悩み事があるなら相談にのるよと言っても、笑顔で何もないよと言われてしまう。本当に嘘をつくのが下手な人。

朝陽に聞いても無駄だろうと思い、翔太君に電話をして聞いてみた。

普通に聞いても教えてくれないだろうと思いかまをかけてみた。

男の様子がおかしい時は大抵浮気だの女だの絡みだろうと思って。

私の考えは当たっていた。だけどそれは笑って流せる様な内容じゃなかった。

浮気相手の女性が妊娠してしまい、彼女は事故で亡くなってしまったとの事。

電話ではなく会って話を聞きたいと言うと、翔太君は分かったと言ってくれた。