愛を餌に罪は育つ

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淡く薄い緑色のカーテンが風に靡き、その度に心地のいい風が部屋の中に吹き込んでくる。


私はベージュの肌触りのいいカーペットの上に腰を下ろし、部屋の中を見渡している。


部屋は全体的に薄い緑とベージュでまとめられていて、癒されるようなゆっくり落ち着く部屋だと思った。


小さなウサギのぬいぐるみがベッドの枕元に置かれていて、梓っぽいなと思った。



「そんに見ないでぇー!!たいした物置いてないんだからぁ」

「朝陽の部屋以外に入るの初めてだからつい、ね」



梓は微笑みながらコーヒーの入ったマグカップを置いてくれた。


その横にミルクとスティックシュガーの入っている容器を添えて。



「砂糖とミルクは好きなだけどうぞ」

「ありがとう」



私はミルクを二個入れかき混ぜた。


最近甘いものを食べ過ぎている気がするから砂糖は我慢。



「プリン頂くね」

「うん、どうぞ」



初めてお邪魔するわけだから、何かお菓子でもないと失礼かなと思いプリンを買ってきた。


友達だからそんな事気にしないだろうけど。


ただ私が食べたかっただけかもしれない。


砂糖を我慢してもこれじゃ意味ないよね。


そう思うとちょっと反省してしまった。