日記を読み進めていくにつれて驚くべき事が分かった。
どうやら朝陽は浮気していたようだ。
今もその浮気相手とは続いてるのかもしれない。
でも、浮気する様な人がストーカーなんてするだろうか。
誰かを一途に想うからこそ、いき過ぎた行動を取ってしまうんじゃないんだろうか。
私だけの判断で決め付けるわけにはいかず、私はキーボードを打つ手を止め受話器に手を伸ばした。
会社の電話機なら盗聴されている事もないだろうと、事件絡みで連絡をする時は自席の固定電話を使っている。
本当は私用で使っちゃ駄目なんだけどね。
「笠原さんですか?大野ですけど今お電話大丈夫ですか?」
「えぇ、どうなさったんですか?」
「日記の事でご相談があるんですけど、近いうちに会ってお話しできませんか?」
「今日、仕事の後空いてますか?」
「はい、大丈夫です」
笠原さんと時間やお店を決めて私は電話を切った。
お店の場所は後から携帯のアドレスに送ってくれると言っていた。
お店の場所を紙に書き留めたらメールを消すのを忘れないようにしなければいけない。
笠原さんと山田さんとのやり取りを知られないよう念のため消すようにしている。
誰に言われたからじゃなく、私が不安でそうしているだけ。
どうやら朝陽は浮気していたようだ。
今もその浮気相手とは続いてるのかもしれない。
でも、浮気する様な人がストーカーなんてするだろうか。
誰かを一途に想うからこそ、いき過ぎた行動を取ってしまうんじゃないんだろうか。
私だけの判断で決め付けるわけにはいかず、私はキーボードを打つ手を止め受話器に手を伸ばした。
会社の電話機なら盗聴されている事もないだろうと、事件絡みで連絡をする時は自席の固定電話を使っている。
本当は私用で使っちゃ駄目なんだけどね。
「笠原さんですか?大野ですけど今お電話大丈夫ですか?」
「えぇ、どうなさったんですか?」
「日記の事でご相談があるんですけど、近いうちに会ってお話しできませんか?」
「今日、仕事の後空いてますか?」
「はい、大丈夫です」
笠原さんと時間やお店を決めて私は電話を切った。
お店の場所は後から携帯のアドレスに送ってくれると言っていた。
お店の場所を紙に書き留めたらメールを消すのを忘れないようにしなければいけない。
笠原さんと山田さんとのやり取りを知られないよう念のため消すようにしている。
誰に言われたからじゃなく、私が不安でそうしているだけ。