本当の幸せ









私は心を落ち着かせ
立ち上がった。



『待って、浮気って?
私そんなことしてな……』



『黙れ!黙れ黙れ黙れ!』






ーーーーガン!




次の瞬間私は殴られていた。
この状況を理解するのに
対して時間はかからなかった。






『やっ、慎司…』



『お前は俺だけのモノだ!

浮気なんて許さない!』




そして馬乗りされ
顔を殴られ体を蹴られた。