…………ついに土曜日。 『二人ともおまたせー!』 駅前の時計台で 待ち合わせして、 俺と結城は 先についていた。 『おっせーぞ。』 『ごめんごめん。 準備に時間かかっちゃって!』 そうゆう桜と沙奈は 私服のせいか いつもより 大人っぽくて キレイだった。 『じゃ、行くか。』 結城がそう言って 俺たちは歩き出した。