『えっ!どこが?』 桜が驚いたように 俺に聞いてきた。 『直人、黙ってろ。』 『結城女嫌いだし、 桜と沙奈と喋ってんの まじ奇跡に近いから。』 そう言って笑った。 『てめぇ、余計なこと 言うんじゃねぇよ!』 『めずらしく結城が 焦ってる~。』 『本当だ!貴重だな!』 『お前ら、まじ 勘弁しろよ…。』 こうして3人で笑いながら 教室に行くのも もう日課になっている。