その場にいたのは、 息を切らした沙奈と…… パパとママ。 『あ、お父さん、お母さん お久し振りです。』 慎司はあの光景を 見られたにも関わらず 平然と喋りだした。 『久しぶりじゃないわよ! 桜から離れてっ!』 沙奈が慎司を押しのけ 私を抱き締めた。 『桜っ!大丈夫?!』 『へ、いき。でも …………どうして?』 どうしてパパとママが? 両親ともバリバリの 仕事人間で会社を いくつも立ち上げている。 だから慎司との 同棲を許したのもあった。 忙しいはずなのに どうして?