「よっ!」 突然、右肩を叩かれ、後ろを振り返ると…… ―――…!! 顔の半分を覆うくらい大きな白いサングラスをかけた郁人が立っていた。 「ぷっ。ちょっと何、そのサングラス!」 顔を見るなり、堪え切れず吹き出した。 「何、言ってんの? これ、めちゃくちゃカッコいいだろ? イタリアから直輸入だぜ!」 「うそー、マジで?全然、見えないんだけど。 笑わそうと思って、わざと掛けてるのかと思った」 「はぁ?マジかよ……」 大袈裟に落ち込む郁人の姿に笑いが止まらない。