隼人は3年目ながら、離婚や財産問題などの民事から刑事事件まで、幅広い案件を扱っていた。 様々なトラブルを法律上の観点から整理し、解決に導いていくのが『弁護士』という任務。 時には、法廷で争うこともあり、かなりの激務だ。 そんな隼人を、ずっとそばで支えていきたい……と私は思っていた。 それが、私自身の喜びでもあったから……。