「そっか。 そういえば、Poloはあれからどうした?新車でも買ったのか?」 「ううん。Poloは、修理に出して今も現役だよ。 やっぱり廃車にはできなかったよ」 「そうだよな。あの車は、奈緒のお気に入りだったもんな」 「………」 全然、私の気持ちなんて分かってない! 私がどんな気持ちで修理に出したかなんて…… 隼人には分からないんだ――。