居場所




それから聞かされた
純の過去‥―


俺とそっくりだった


だからこそ
見てらんなかった‥
ほっとけなかった‥



そして純は、
俺を信じたいと言った


柄にもなく、嬉しかった


ただ、素直に嬉しかった