3億円のキケンな恋

全て出し切った後は、信じられないくらいの爽快感があった。


やっぱり我慢は身体に良くないよね。


毎日普通にしてた事がこんなにもありがたいと、改めて思った私。


さて…



「あ、紙…」



目を開けて強盗犯の方をチラッと見たが、私の考えてる事をわかってて黙って見ている。


あるわけ…ないよね。



気持ち悪い…。

と思いつつも、そのまま下ろしたパンツを上げる。


うぅっ、人質になる事がこんなにも恥ずかしくて惨めで辛いなんて。


今まで何らかの人質になった人たちに、改めて同情した。



スカートもきれいに直し立ち上がると、急に強盗犯は私の腕を掴み小屋の中に押した。


そのままバタンとドアを閉められ、私は小屋に1人になった。



「えっ、えっ」



来てすぐにつけたランプがあるから真っ暗にはならないが、それでも初めて来る不気味な所に閉じ込められ、私は一気に恐怖した。