3億円のキケンな恋

じっと強盗犯に見られている中、ワンピースのスカートの中に手を入れて中のパンツに手をかける。



「……………」



「……………」



それからゆっくりとパンツを膝の上まで下ろす。

スカートが膝下まであるから、多分中の様子は強盗犯には見られてはいないと思…う。



Gパンとかじゃなくて本当によかった…。

ズボンとかだと、スカートみたいに隠せないもんね。



それからスカートを軽く持ってしゃがんだ。


これでいつでも出せる態勢は整ったわけなんだけど…。



「あの…、ちょっとだけでいいから、あっち向いてて…」



「いいから早くしろ!」



ちょっとの間見ないでくれたらいいだけなのに、たったそれだけのお願いも強盗犯は訊いてくれない。



私は…ギュッと目をつむって、我慢し続けていたお腹を緩めた。



「……………っ」



溜まっていたものが、どんどん出て行く。



草がたくさん生えてる所だし、陽も暮れて暗いから直接見えてはないと思うけど、どうしても音だけは隠せず恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら私は用を足した。



こんな事になって…もうお嫁には行けないかも。

…ぐすん。