私と強盗さんの出会いは間違いなく事件の中であり、尚且つ事故である。
本来なら好きになる筈もなかった環境と状況。
だけど、私たちは出会っちゃったし好きになっちゃった。
今更別れなきゃならないなんて、そんなの辛すぎるよ…。
「心配すんなよ。
俺はお前の所にずっといるさ。
たとえ離れたとしても、必ず戻って来る…」
じっと私を見つめる強盗さん。
私も涙で歪んだ強盗さんを見つめる。
そっと目を閉じると溜まった涙がポロとこぼれ落ち、同時に2人の唇が合わさった。
愛してる。
たとえ犯罪者でも、私は強盗さんを心から愛してる。
くるまった毛布の中で、強盗さんが私の胸に優しく触れた。
「…また、していいか?」
「んー…
まだちょっと痛いんだけど…」
「そっか。じゃ今はいいや。
…あー、何か喉が渇いたな」
「あ。じゃあ私、お茶入れるね」
私は毛布から出ると、ベッドの下に落ちた服を着てお茶の支度をした。
一緒に居るって言ってくれたんだ。
だから私は…安心していた。
本来なら好きになる筈もなかった環境と状況。
だけど、私たちは出会っちゃったし好きになっちゃった。
今更別れなきゃならないなんて、そんなの辛すぎるよ…。
「心配すんなよ。
俺はお前の所にずっといるさ。
たとえ離れたとしても、必ず戻って来る…」
じっと私を見つめる強盗さん。
私も涙で歪んだ強盗さんを見つめる。
そっと目を閉じると溜まった涙がポロとこぼれ落ち、同時に2人の唇が合わさった。
愛してる。
たとえ犯罪者でも、私は強盗さんを心から愛してる。
くるまった毛布の中で、強盗さんが私の胸に優しく触れた。
「…また、していいか?」
「んー…
まだちょっと痛いんだけど…」
「そっか。じゃ今はいいや。
…あー、何か喉が渇いたな」
「あ。じゃあ私、お茶入れるね」
私は毛布から出ると、ベッドの下に落ちた服を着てお茶の支度をした。
一緒に居るって言ってくれたんだ。
だから私は…安心していた。

