3億円のキケンな恋

ジュウジュウと音をたててフライパンで野菜を炒める。


そこにお水を足して、沸騰したら即席麺を入れる。


麺がほぐれたら粉末スープを入れてまぜると、野菜たっぷり袋ラーメンの出来上がりだ。



丼に移して、それをテーブルに運ぶ。


あとお茶と割り箸も一緒にね。


食べられる準備が出来たら、テーブルの側で寝ている強盗さんをそっと身体を揺らして起こす。



「強盗さん、強盗さん。
ご飯出来たよ。
起きられる?」




すると強盗さんは、自分でも眠っていたとは思わなかったみたいで、私の呼びかけにちょっとビックリしたように身体を起こした。



「悪ぃっ、寝てたな俺…」



「別に悪くないよ。
だけど、ご飯出来たから起こしちゃった。
起こさない方が良かったかな?」



「いや、いい。
もう昨日から何も食ってねぇしな。
腹も減りすぎると感覚がわからなくなる」



「私もだよ」



テーブルにつくと、私と強盗さんは一緒に手を合わせていただきますをした。