3億円のキケンな恋

「………………っ」



首筋は汚く舐められ身体は乱暴に触られ、何の配慮もない何の愛もない、そんな行為を受け、もしかしたら一番悪いのは自分じゃないかとさえ思えてきた。



あの時、強盗さんの言った通りちゃんと逃げていたら…。


そもそも、あの時間に銀行なんて記帳に行かなければ…。


違う。

就活に失敗したのに、お母さんにウソついて本屋さんに就職しちゃったから…!



何もかもが自分のせいだと思うと、ほんの少し今の状態にも納得さえ出来そうだった。


私が…悪いんだ…。




涙を滲ませながら南の行為に声を殺して耐えていると、急に南は私の身体に全身でバタッと覆い被さってきた。



全身に南が触れ、あまりの不快感にゾクゾクっとする。



「ぃやっ…くっつかないで…ぇっ!!」



振り落とすように身体を激しくよじらせると、南の身体は私の横にずるりと落ちた。