3億円のキケンな恋

私の人生も終わり…。


南の言葉が、私の全身を重くさせた。


死ぬ覚悟なんて出来るわけがないもの。



「しかし、お前らがそんな関係だとはちっとも気付かなかったな。
いつからなんだ?
まさかこの2~3日の間にって事はないよな」



「別に私たちはそんな関係じゃ…」



南は私と強盗さんの関係について気になったようだった。

そりゃそうかもね。


でも関係だなんて言っても、私は強盗さんが悪人に見えなくて、食べ物も与えてくれたし最後は逃がしてくれたりしたから…それで強盗さんに情が湧いてしまったって言うか。

ただそれだけよ。


逆に強盗さんの方が、どうして人質の私に良くしてくれたり逃がしてくれたりしたのかはわからない。


だから…関係って言うより、お互いがお互いに勝手に思いやってるだけなんだよね。