3億円のキケンな恋

「そういや南、ケータイに電話したのに全然出なかったな。
何してたんだ?」



2人の会話は、まだ続いていたので再び耳を当てて聞いていた。

帰るのはいつだって出来そうだし、ナビさえあれば…


…!


ケータイ画面の充電が3つから2つに減っていた。


充電なんか出来る環境にはない。

だんだんケータイだって電池がなくなって使えなくなるのは当然だ。


大変!

帰りのナビの為にも、ケータイは節約して使わなきゃ。





「ケータイ?
もしかしてこの変な番号からのって、お前からだったのかよ。
逃走中に、こんな知らねー番号からの電話に出るわけねぇだろ!」



昨日の朝に私のケータイからかけた電話の事だ。

特に184発信したわけじゃないなら、南のケータイには私のケータイ番号が表示されただろうな。


て事は、私のケータイには南の番号が残ってるんだ。