どれくらいの間 僕は彼女を眺めていたんだろう 「…い、おい!!翔?」 「…え?」 「お前ぼーっとしてどした? 早く教室行くぞ!」 「あぁ、わりぃ。」 智也に返事をして もう一度視線を 桜の木に向けると 彼女は消えていた。