9月が始まる。 先生は少し痩せた。 そして少し焼けた。 何してたのかな? 「先生〜!」 「おう!田上じゃん!」 先生はコンクール2日前から私のことを 名字で呼び捨てにするようになった。 メールもその時からするようになった。 先生はアドレスを わざわざふせんに書いて 渡してくれた。 それをずっと持ち歩いてる私を 瑛莉は変人がった。