赤い靴を脱ぎ捨てて




「私はもう雛太の物でしょ?」

――彼女の髪に白い雪

「梅香は僕を愛してる?」

――そっと髪に触れてみる

「勿論よ」

――雪は脆くて小さくて

「じゃあ僕の為に死ねる?」

――すぐに壊れてしまう




きみのこと
狂うほどに
あいしてる




「勿論よ」