転校生は純情ヤンキー☆★



立った私は目立ったのか、橋本はそれに気付き、そのまま私の方に歩いてきた。

「お前か?噂の転校生ってーのは」

軽く睨み付け、低い声で言う。

「見りゃ分かんだろ」
「ほぉ、随時と粋がいいじゃねーか」

まるで火花が散ってるかのようにお互いを睨み合う二人を、他の生徒たちは怯えながら見ていた。

「何だ?その目付きは」
「あんたも相当なモンしてんじゃねーか」
「そりゃ、どーも。ありがたいね」


そろそろ、お互いにヤバくなってきたとき、場違いの声が聞こえた。


―ガラッ

「みんな、おっはよー…って、二人とも何してるの?!」

その声で私と橋本の間の火花は消え去った。