今、
こうして車の運転しながら、
大好きな人が住む街へ走る。


大人になったら、
けっこう当たり前のことかもしれないけど。

寿弥くんが
いてくれたから
支えてくれたから
私の
小さな一歩が
出せたのかも。

パパとママ
きっと二人が
出会わせてくれたんだね。

ありがとう。


この恋が
ずっとずっと
続くように
見守っていてね。


パパとママ
唯愛は
二人の娘に生まれて
本当に幸せです。



私が今まで流した

涙。

一滴も
ムダじゃなかったね。


悲しいだけの
涙じゃない。


嬉しい涙も
あるもんね。





16、嬉しい涙をいっぱい流したい。
最終章end